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小野不由美 新刊 2013

5月に『残穢(ざんえ)』で第26回山本周五郎賞を受賞した小野不由美さんが
12年ぶりに『 十二国記』シリーズのオリジナル短編集を出したと聞きつけ
新刊情報をまとめてみました。

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<2013年 新刊>

3月28日 風の万里 黎明の空(上) 十二国記 (新潮文庫) ¥ 662
風の万里 黎明の空(下) 十二国記(新潮文庫) ¥ 704

4月24日 過ぎる十七の春 (幻冬舎コミックス漫画文庫) ¥ 780

6月26日 丕緒の鳥 十二国記 (新潮文庫) ¥ 620

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小野さんは複数の出版社から出したり、漫画とのメディアミックスも多いので、
純粋な新作は、『丕緒の鳥 十二国記』だけですね。

学生の頃、ホラーやミステリー系の漫画や映画にハマった時期がありました。
超有名な『貞子』とか、今市子さんの『百鬼夜行抄』とか・・・。
その中で、『ゴーストハント』を読んだのが小野さんを知るきっかけでした。
絵も少女漫画にしては大人っぽい感じで、独特の雰囲気がありましたね。
その後、原作である『悪霊シリーズ』も読んで、結構原作に忠実に書かれてたんだぁと
感心したり・・・。

最近は話題になっていた『残穢(ざんえ)』を読み、あまりの恐さに家に置いておきたくなくて
即ブックオフ行きにしてしまいました(笑) ←新刊だったので良いお値段で売れました[揺れるハート]
以前流行った『事故物件サイト』なんて見ていた事もあり、実話じゃないのにリアリティが半端じゃない!! 

ただでさえ描写が生生しいのに(床を這いまわる音とか赤ん坊の泣き声とか)
大事件が起こるわけじゃない、些細でおかしな出来事が淡々と重なっていく内容に
もう初夏なのに、部屋の温度がひんやり感じてしまいました。
他の面白エッセイとかをサンドしないと、とてもモタナイ程の凹む作品でした。
皆さんもよりダークな気持ちになりたい時は、近所の事故物件サイトを見てからの
読書をお薦めします(笑)


小野さんは御年52歳・・・、でもファンはもっと新刊を読みたいんだー!
2013年後半も、新作お待ちしております♪




背筋が寒くなってしまった時は、エッセイコミックで温まればいいさ~[グッド(上向き矢印)]

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恩田陸 新刊 文庫 [小説]

こんにちは、麻子です。

最近、恩田陸さんが気になり文庫を大量購入しました。
中古本屋さんで100円!嬉しすぎます!!
最新の文庫をまとめてみました。

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<2013年 新刊>
2月22日 私の家では何も起こらない (文庫ダ・ヴィンチ) ¥ 620

2月23日 青に捧げる悪夢 (角川文庫) ¥ 820
      恩田 陸、乙一、他全11名のミステリ短編集。
      人間の業や描写の生々しさ、幽霊、虫などいろいろな種類のミステリーがあります。
      合算の短編集は、色々な人の作品に触れることができるから、たのしいですよね。

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今回は、『夜のピクニック』、『光の帝国 常野物語』、『Q&A』を購入。


『夜のピクニック』は映画化もされてて中途半端にかじってたので、
あまり新しい発見はありませんでしたが、
高校生頃の行事時における異常な位の楽しさ、気になる男子への甘酸っぱい感じを
思い出して、ベッドでジタバタしてしまいました(笑)


『光の帝国 常野物語』と『Q&A』は内容を知らないまま買いましたが、
関連する話が複数の人の目線から物語が発展していく、
私の好きなパターンで当たりでしたね。
『光の帝国 常野物語』は家族や一族のきずな、
不思議な力を持つことの幸せや不幸せが面白かった!


『Q&A』は、ショッピングセンターで起こった事件を
関係者に一対一でインタビューをするという、
読んだことのない形式で始まったので、
始めはよくわからず慣れるまで何度も読み返しました。
インタビューが進むにつれ、最初にもった相手への印象がずれていき、
ラストはどんでん返し!が多かったですね。
徐々に内容が明らかになっていくのかと思いきやそうでもないし、
読者に想像の余地を残した終わり方で、
私も読みながら関係者の一人のような気持ちになっちゃいました。

100円本はいろいろ冒険できて楽しいですよね。
またやってくれないかなぁ。

新刊がでたら、またご紹介しますね[わーい(嬉しい顔)]




石田衣良 新刊 2013 [小説]

最近はテレビで見かける事も多くなった小説家、石田衣良さんの
2013年新刊についてまとめてみました。

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<2013年 新刊>
1月25日 親指の恋人 (角川文庫) (角川文庫) ¥ 580

3月01日 マタニティ・グレイ (角川書店) ¥ 1,575
   男性筆者が書く、妊娠出産小説は結構珍しいのではないでしょうか?
   ちょっとファンタジー入っている感じもしましたが、楽しく読めました。

5月16日 余命1年のスタリオン (文藝春秋) ¥ 1,890

5月17日 REVERSE リバース (集英社文庫) ¥ 609

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石田衣良さんの作品は初期の頃が好きで、特に≪恋愛物以外の方が面白い!!≫と
勝手に思っています。恋愛物の新刊が出るたびに、また恋愛ものかぁ、他の題材の方が
面白いのにー!!と一人で本屋でプリプリしています(笑)

ネットでの性別を偽ってのメール交換からの恋愛を描く『REVERSE リバース』や
少年犯罪をテーマにした『うつくしい子ども (文春文庫)』、タイトルそのままの『コンカツ?』のように
流行のものを取り入れるスピードがとても速くて、恋愛以外の話だとよく調べてあるなー、
すごいなーと感じるのですが、こと恋愛物になると綺麗でスマートな男女が出会ってエッチして終わり・・・
のような感想しか持てないんです。


私が好きな作品は、『ブルータワー』とか『うつくしい子ども』、『LAST (ラスト)』がよく読み返す作品ですね。
『LAST (ラスト)』は借金に追い込まれる描写が本当に怖くて、借金はダメ、絶対と心に決めるほどでした(笑)


あと『空は、今日も、青いか?』は、買った当時転職活動中だった私には、背中を押されたり
叱咤されたり、タイトルで前向きになれます。

今後も新刊予定があれば載せていきたいと思います。


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湊かなえ 新刊 2013 [小説]

デビュー作で第6回本屋大賞受賞し、既刊12冊中7冊が映画、ドラマ、漫画などメディアミックスされ
るなど、注目の湊かなえさんの2013年新刊について調べてみました。

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<2013年 新刊>
1月04日 夜行観覧車 (双葉文庫) (双葉文庫) ¥680

1月04日 高校入試 シナリオ (角川書店) ¥1,575
   去年の10月に長澤まさみ主演でドラマ化され、湊かなえ自らが書き下ろしたオリジナルドラマ
   脚本です。”シナリオ”とある通り台詞のみで物語が展開し、初めは戸惑ったけど慣れてくると
   新鮮で面白かったです。

1月30日 望郷 (文藝春秋) ¥1,470


<新刊予定>
6月28日予定 高校入試 (角川書店) ¥1,470
   1月に発売されたシナリオ集の小説版です。シナリオに抵抗のある方はこちらがお薦めです。

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初めに手に取った湊かなえさんの本は『告白』でした。
本屋さんに平積みされていて、本屋大賞の本は全部読んでいたので、
これもきっと面白いだろうという期待で、その時は知らない作者さんでしたがそのまま購入。
家に帰ってから読み始め、一息で最後まで読んでしまいました。
同じ話を複数の登場人物目線で語られる話は大好きで、プラス真綿で締めるようにじわじわと
犯人を追いつめる主人公が怖い!とドキドキしてしまいました。
ずっと所有したいと文庫を買い直した位好きで、時々読み返しています。
内容は知っているのに、未だにドキドキが治まりません。


このブログを書くにあたり、プロフィールを調べようとwikiを見ていたのですが、
〈湊かなえさんの略歴〉
大学卒業 → アパレルメーカーに就職 → 青年海外協力隊隊員としてトンガに2年間派遣 →
高校の家庭科の非常勤講師 → 結婚 → 小説家を目指しデビュー作で大賞を受賞。
・・・なんだかすごくないですか?あまり統一感がないというか、やりたい事は全部やったるぜー!
みたいな(笑) 写真を拝見した時はもっと静かな人なのかと思っていました。
こういう作品からはわからない経歴を知ると、もっと楽しく読めるかもしれませんね。


今後も新刊情報が入り次第、お知らせしていきます。



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東野圭吾 新刊 2013 [小説]

有川さんに引き続き、東野圭吾さんの2013年新刊を集めてみました。

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<2013年 新刊>
2月13日 カッコウの卵は誰のもの (光文社文庫) ¥680

4月18日 夢幻花(むげんばな) (PHP研究所) ¥1,680

5月10日 真夏の方程式 (文春文庫) ¥720
      6月末に映画化されるガリレオシリーズの6作品目です。
      夏の海に面した町が舞台の物語なので、これからの季節にピッタリ!
      読後感も夏にピッタリの爽やかさ・・・かどうかは、ご自身でチェックして
      みてください。

<関連図書>
3月08日 プラチナデータ (バーズコミックス スペシャル) ¥693
      漫画版です。小説が元というより映画を元にした作りになっています。
      映画より小説派だった私は、ちょーっと合わないなぁと思ってしまいました[たらーっ(汗)]
      でも、絵も可愛いですし、さっくりとまとめられているので、映画も良かった!と
      いう人には楽しく読めるのではないでしょうか?

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2012年はハードカバー・文庫ともに2冊ずつ、2011年はハードカバー3冊、文庫5冊発行され
そのほとんどが映画化、ドラマ化、舞台化されているんですね。
本屋さんでもいつも平積みになっているイメージです。
東野さんは、調べる事が多い刑事ものや化学もののシリーズを書いているのに
刊行ペースがすごく速くて驚きます。
ファンの方はコンプリートするのが大変そうですね[ふらふら]


今後も新刊が出たら更新したいと思います。




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東野圭吾 ガリレオ シリーズ 順番 [小説]

4月から放映している福山雅治主演「ガリレオ」が
4週連続で視聴率20%超えしています。
私も毎週テレビにくぎ付けで、母と二人で湯川先生素敵~[揺れるハート]と騒いでいて
まるで女子高生のようです[わーい(嬉しい顔)]


このガリレオシリーズ、6月に5年ぶりに映画化されることになり
真夏の方程式』が文庫化されました。
4月にドラマ続編、5月に映画化される本の文庫化、6月映画公開!と
たたみ掛けるような予定が、改めてガリレオ人気を広くしらしめる事になりそうです。


東野圭吾の本は、母が読んでいる物を横から失敬して(笑)読み始めました。
秘密』、『白夜行 (集英社文庫)』、『プラチナデータ』など、どれも映像化されてますね。
最近、会社の本棚にあった「容疑者Xの献身」を読みました。
今まではドラマだけで小説は読んだ事がなかったのですが、あまり湯川教授が
全面にでていない事に驚きました。
そして、ラストの伏線回収が見事で、時間を忘れてしまう位夢中になりました。
これ4月に韓国版の映画が日本で公開されたみたいですね。
日本版より陰鬱さが増して、より小説に忠実に作られた感じを受けました。


ガリレオシリーズは現在まで8冊出版していて、今回の「真夏の方程式」まで
文庫化しています。
「容疑者Xの献身」が面白かったので他のシリーズも読んでみようかと思い
本屋さんにいったら、余りの冊数の多さにびっくりしてしまいました。
どんな順番で読んだらいいのか悩んでしまうのは、私だけじゃないはず[手(グー)]
調べてみるとYahoo!の知恵袋に同じような質問をされている方がいました。
ベスト回答によると、発行順がやはり一番無難みたいです。


『「探偵ガリレオ
予知夢
『容疑者Xの献身』
ガリレオの苦悩
聖女の救済
『真夏の方程式』
虚像の道化師 ガリレオ 7
禁断の魔術 ガリレオ8

タイトルだけじゃ順番の区別がつきませんね[あせあせ(飛び散る汗)]
最後の二冊のように数字がふってあればいいのに・・・。

夏の映画を楽しく見るには、文庫も読んでおかなければいけませんね。
ちょっとずつ集めて行きたいと思います。




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有川浩 新刊 2013 [小説]

現在TBSで『空飛ぶ広報室』がドラマ化したり、『図書館戦争』が映画化されたり、
色々話題の有川浩さんの2013年新刊について調べてみました。

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<2013年 新刊>
1月11日 植物図鑑 (幻冬舎文庫) ¥720

4月05日 県庁おもてなし課 (角川文庫)¥740

6月14日 有川浩の高知案内(メディアファクトリー)¥1,155
  『県庁おもてなし課』映画公開を記念して、雑誌ダ・ヴィンチ5月号に掲載された
  高知県観光特使の有川浩みずからがツアーコンダクターとなり、1泊2日の高知観光
  プロデュースを書籍化。追加取材も収録されているそうです。

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今年はまだ以前出したものが文庫化されただけで、新刊は出ていないんですね。
テレビや本屋でたくさん有川さんの本を見かけるので、今年ももう出ているのかと思いました。


私が初めて有川さんの本を読んだのは『レインツリーの国』でした。
昔読んだ本についてネットで感想を探す・・・という、誰かと映画や本の感想を
語り合うのが好きな私の行動に、ドストライクな導入部分に惹かれて購入しました。
綺麗な文章を書く人だなぁというのが有川さんのイメージです。
なんか、文章がスッとしているというか、べたべた回りくどくないというか・・・。
後半にはあっと驚く仕掛けもあったり(こういう展開も弱い!)本自体も薄かったので
一気に読んでしまいました。今も本棚にいつでも読み返せるようにしまっています


後日友人に薦めてみたら、「私も大好きー[揺れるハート]」と『阪急電車』と『クジラの彼』を逆に紹介され[あせあせ(飛び散る汗)]
それもすぐに買ってしまいました。私より友人の方が有川さんの本にハマってましたね
今は『ストーリー・セラー』を読んでいます[グッド(上向き矢印)]


フリーター、家を買う。』や『図書館戦争』が有川さんの本だと知ったのはつい最近です。
『図書館戦争』は漫画の方が先に出会っていたので、漫画原作かと思っていた位です。

今後も新刊情報お知らせしていきますね。
私も早く全冊読破するぞー!!



有川さん好き、そして猫好きにお薦めしたい作品。
泣けるツボ、ぐいぐい刺激してきます。


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